日々、生活を送っていたら、多かれ少なかれ何かに不満を感じることがありますよね。
仕事、育児、家庭、人間関係など色々な場面で不満を感じることがあると思います。
ただし、この《不満を感じること》にも、『不満を感じて立ち直りが早い人』と『遅い人』に別れます。
◎不満を感じて立ち直りが早い人の特徴
→それは、「不満はあるか?」と聞かれた時に
不満を具体的にたくさんあげられるということです。
あなたはどちらのタイプですか?
では、質問です。
「あなたが仕事で感じている不満を書き出してください。」
どうでしょうか?
ここで不満を書き出せた人ほど、立ち直りが早い人といえます。
不満が書き出せない人も、不満を感じていないという訳ではありません。
本当は不満を感じているけど、『不満がないと思う』習慣がついてしまっている恐れがあります。
そして、そういう方ほど、ある日突然、「会社を辞める」と突拍子もないことを言い出す特徴があります。
また、人は、『忘れようとすればするほど思い出す』という現象におちいります。
考えないようにすればするほど忘れられなくなる。
そんな体験はありませんか?
無理に忘れようとすると、「何を忘れるんだっけ?」と、逆に脳が不満を思い出してしまい、イヤなことがなかなか消えなくなってしまいます。
イヤな現象ですよね。
『イヤなことがなかなか忘れられない』という自覚があるなら、まだいいですが、大変なのは『イヤなことを忘れたつもり』になって、不満がたまっている自覚のない人。
そういう人は、不満を忘れたつもりで日々過ごしても、脳の中ではずっと覚えている状態です。
知らず知らずのうちに不満はたまっていくので、ひょんなことがるきっかけで、不満が大爆発!なんてこともあります。
クライアント様の中にも、ストレスは感じない。
気づいたら10円ハゲが出来ていた。なんて方もいます。
忘れたいのに忘れられない状況を克服するためには、「忘れようとしないこと」が大切です。
そして、不満を心に押し込めずに、小さい不満でも吐き出すことが大切です。