不眠症。。
「寝たいのに中々寝付けない」
こういった経験をした方は多いのではないでしょうか?
実際、生活リズムの乱れや、最近のストレスに満ちた社会を反映してか、不眠に悩まされる人が増えているようです。
厚生労働省が全国の3歳~99歳の6466名を対象に行った睡眠に関する調査によると、
現代人の5人に1人が睡眠に関する悩みを抱えていることがわかっています。
また、この中で悩みが1ヶ月以上持続している人はなんと10人に1人。
長期の不眠で悩んでいるという深刻な状況が浮かび上がっています。
有名な方でも不眠症で悩んでいる方は多いですよね。
眠れない日が続いたり、心に病をかかえると、病院に行き、睡眠導入剤や、抗不安薬を出してもらう方も多いと思います。
実際私もその一人でした。
ですが、睡眠薬はもらうのは簡単だけれども、辞めるのはすごく時間もかかるし難しい。
薬についての調べると、安全性や副作用について書いてありますが、これは体験した本人だからこそ言える言葉です。
最初はごく微量で眠くなっていたのに、寝れないというと薬の種類や量だけどんどん増えていき、初め眠れなくなった原因が解決したにも関わらず不眠だけは、薬に頼らないと眠れなくなっていきました。
睡眠薬を飲んで一年半ぐらい経ったころから、朝方目が覚めて、意識がもうろうとしている中、食べ物を食べまた寝る。といった行動が目立つようになりました。
半分覚えているけど覚えていない部分もあって怖くなった私は一気に薬を捨てました。
太ることへの嫌悪感もあったので余計に嫌になりました。
でもまた眠れないから薬をもらいにいってしまう。
負のループです。
薬に完全に依存している。飲むということで安心しているんだろうな。これを飲んだら寝れると、頭のどこかにインプットされているようにも感じました。
もともと、医学知識も勉強していて、先生の話なども聞いていたので睡眠薬に対してあまり怖いイメージを持っていなかったのですが、常用となると話は変わってくるなと痛感しております。
元々、睡眠薬に頼っていた人も皆口を揃えて、睡眠薬にだけは頼らないほうがいい。辞めるのが本当に大変だからといいます。
その時はその言葉の重さをあまり理解できていなかったのですが、今はっきり言えることは、
出来る限り自分の力で寝れるよう色々試してみて欲しいということです。
決して薬を飲むことが悪いことだとは言いませんが、自分が経験し、辞めたくても辞めれない自分を責めたり、他人から言われる言葉に一喜一憂することで、飲み始めた原因は解決したのにまた違う原因が生まれることで余計に苦しむことになったからです。
知人のご家族は心の病にかかり、睡眠薬も飲まれていて、同じように夜間時、無意識に摂食した結果、喉につまり、亡くなってしまいました。
なので、薬を飲むのは最終手段として考えて欲しいと私は感じます。
同じように苦しんでほしくない。
これはあくまでも体験談ですのでご参考までに考えて頂けたらと思います。
