こんばんは!
暑い日が続いてますが、体調いかがですか?
最近は恋愛関係のお話が続いていたので、今日は『いい子症候群』について少しご紹介したいと思います。
『いい子症候群』って聞いたことはありますか?
◆いい子症候群とは?
小さな頃、自分を抑えて親や周りの期待に過剰に応えようと、空気を読みすぎる子どもの事。
あなたは子どもの頃、親の言うことをよく聞く、手のかからない大人しいこ。なんて言われた記憶ありませんか?
聞き分けの良さは手がかからない反面、子どもらしさに欠けます。
それは、感情を表に出す前に「こんなことをしたら、言ったら、親はどう思うかな?」というブレーキをかけているからです。
親の機嫌を損ねないように、空気を読み振る舞う。
そうしているうちに、自分の意思や気持ちが分からなくなり、親の意思や気持ちを軸に動くようになる。
こうした行動が癖づいていることを、『いい子症候群』と呼びます。
これは大人になってからも様々な問題を抱えることが多いです。
特に繊細な方だと、親の期待や感情、空気感も幼い頃から分かりすぎる為、それに応えよう、認めてもらおうと必要以上に頑張ってきた方が多いです。
あなたもその一人ではありませんか?
無意識に応えようとしてきた為、自覚のない人が多いです。
「〜すべき」、「〜しちゃダメ」など、自分ルールが多く、他人優先に行動をしてしまう方が多いです。
無意識に我慢して、無意識に自分の気持ちを抑えているので、自分の気持ちに気づきにくく、いつの間にか、不満や我慢によるストレスが溜まり、爆発してしまいがち。
カウンセリングを受けに来られる方はこの状態の方が非常に多いです。
もうこうなると自分でも対処の仕方が分からなくなるんですよね。
周りに合わせてきたから、自分が何に怒っていたのか、何がそんなに悲しいのか自分の気持ちが分からないんです。
でもそれで周りが良ければ全て良し。といった感じで、現状維持をしてしまう。
その結果自分自身の気持ちは解決されることがありません。
周りに対して、周りが自分の事を大切にしてくれないからだ!と他人を責めてはみるものの、他人を責めることに罪悪感を感じてしまう。
また、家族や友達、恋人にも八つ当たりするのは嫌だからと結局一人でそのモヤモヤした気持ちを抱え込んでしまいます。
いい子症候群のあなたは、周りの人間のために自分をすり減らして、でも裏ではこっそり泣きながら頑張ってきたんですよね?
本当によく頑張りましたね!
頑張ってくれてありがとう!
そう自分にも声をかけてあげてください。
まずは自分の気持ちを見つめ直すことから始めませんか?