悩んで困っている時って視野が狭くなりませんか?
そこでオススメしたいのが
「俯瞰(ふかん)のテクニック」
俯瞰(ふかん)とは、高い位置から広く見下ろして眺めること。
この俯瞰のテクニックは、物事の捉え方を改めるのによく使われます。
アドラー心理学でも、この世界は主観でしかなく、客観的な事実なんてものは存在せず、人それぞれ見ている世界は独特なものであり、他者と共有することはないとしています。
特にカウンセリングの先進国アメリカは、多民族国家なので、それぞれに自由な思想があって、個々が尊重される風潮がありますよね。
例えば、高いところから自分の街を見渡すと、意外な建物や、知らなかった抜け道が見つかったりします。新たな発見がありますよね。
悩み事も同じです。
目の前の悲しみや、苦しみによって視野が狭くなってしまい、局面的でかたよった物の見方をしているとそれに囚われてしまいます。
なので、局面的な狭い視野ではなく、広い視野で全体んとらえ直してみると、今まで思いつかなかった解決策や、思いがけないアイデアが浮かんできます。
これが『俯瞰のテクニック』です。
このテクニックをぜひ日常に取り入れて欲しいです!
このテクニックを取り入れるだけで、恋愛関係や人間関係、仕事にも活用できます。
たとえば、営業成績が下がっていて、窮地に立たされている人がこの俯瞰のテクニックを取り入れれば、商品を売ることばかりに躍起になって、顧客のフォローをないがしろにしていたことに気づくことがあります。
また、商品の説明ばかりに集中して、お客様の真意を理解していなかったことに気づくことができます。
職場で上司に不満を抱いている人なら、仕事ぶりを認めてもらうことばかりに目が行って、チームワークを忘れていたと気づく場合もあります。
特にチームで営業成績をあげる職場や、個々の売り上げだけれども、周りのサポートあっての職場ではチームワークは大切です。
『持ちつ持たれつ』を大切にしましょう。
そういったことに気づくことが出来れば、悩みの解決の糸口が見つかります。
ぜひ日頃から色々な視点でみるクセをつけてみてください!